ハムスターが大好きでずっと飼っていたのですが、いつも疑問に思うのが、なぜ、ハムスターが回し車で走り続けるのかです。

その仕草がかわいいのですが、毎回、一生懸命回し車で走り続けていて、全く他のことをしない時があります。

回し車でそんなに走り続けて疲れないのだろうか、と思ったり、二匹のハムスターを飼っていた時も二匹で回し車を走っていたり・・・。

その姿がとっても愛らしいのですが、逆に、ハムスターは回し車がないと飼ってはいけないということもペットショップの人から聞いたことがあって、ハムスターに回し車は必需品であるのが常識です。

しかしそれがなぜなのか疑問で、回し車で走り続ける意味はあるのかな？と、もしハムスターに回し車がないとどうなるのだろうかと疑問になりました。

参考動画：回し車にされるがままのハムスターがかわいいｗｗ

ハムスターが回し車で走り続ける意味を知りたくなって、色々と調べてみると、ハムスターが回し車で走り続けるのは、生き残るための本能だということがわかりました。

元々、野生のハムスターは、餌を求めて縄張りを確認するために走るようです。

一日の走行距離は数10キロも、野生のハムスターは走り続けて縄張りを確認しながら、餌を求めるそうです。

野生のハムスターが一日数10キロを走り続けるので、狭いゲージに閉じ込められてしまったハムスターは、移動手段がなくなってしまい、回し車がないと、ハムスターにとっては致命傷になることになります。

ハムスターはすぐに大きなストレスを生じてしまい、病気を引き起こすか突然いなくなってしまう場合があります。

ハムスターが回し車で移動する意味のなかには、「転移行動のストレス」というのがあるようです。

ハムスターは、周囲の安全を確認したいけれど、ゲージが狭くてできないので、ストレスを感じてしまいます。

ハムスターはとても頭が良い動物で、ストレスを感じやすい繊細な生物なのだそうです。

ハムスターが回し車を必要としているのが本能で、縄張りを確認しているのだとすれば、たまに見る途中でハムスターが回し車で停止しているしぐさがあります。

それは、回し車で走り続け、遠くまで移動したつもりになっていて、周囲に敵がいないか確認しているようです。

回し車が必需品で、なぜ、ハムスターが回し車で一生懸命走り続けるのかという疑問が、やっと理解できました。

ハムスターが生きる本能として回し車で懸命に走り続ける意味を知ると、回し車をよいものにしたくて、ハムスターの回し車だけを交換してあげたいと思いがちです。

しかしハムスターの回し車だけを違うものにしてしまうと、ハムスターは頭の良い動物で神経質でもあるので、回し車を使わなくなってしまったりすることがあるようです。

回し車を代えるのならば、ゲージそのものを一緒に代えてしまうのがよいそうです。

今の回し車には色々な種類があるので、ハムスターの種類や、何匹飼うかによって、ハムスターが喜ぶ回し車を選ぶのがベストでしょう。

ハムスターは狭いゲージのなかにいるので、回し車で元気に、懸命に走っている姿を見て癒やされ、元気を貰い、毎日の世話を忘れずにしていきたいです。

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