カクレクマノミが身体を水槽に擦り付ける意味は?
カクレクマノミは、ファインデングニモのモデルになった海の熱帯魚です。
色もオレンジと白で、とてもかわいい魚です。
カクレクマノミを飼い始めたのは、11月頃でした。
ペットショップから連れて帰ってきて、あらかじめセットして置いた自宅の水槽に入れて飼っていました。
飼い始めて一週間は、水槽内を泳ぎまわり元気に泳いでいました。
しかし、一週間が過ぎた頃から、水槽内の岩や、砂、壁に身体を擦り付けるような仕草が見られるようになりました。
そして、その三日後くらいに、カクレクマノミの身体に、白い点々が出来てきました。
その頃から、餌もあまり食べなくなり、食べても、吐き出してしまいました。
それから元気がなくなり死んでしまいまた。
カクレクマノミが水槽内に身体を擦り付けている時は、注意が必要のサインです。
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カクレクマノミが身体を水槽に擦り付ける意味は白点病
カクレクマノミが死んでしまい、病気だと思い、ネットや本で調べました。
まず、水槽の中で色々な場所に、身体を擦り付けているのは、魚の身体に白点病という病気が出てしまった事が原因だと分かりました。
白点病になる、原因は沢山あるみたいです。
人間でいうと風邪の様な物らしいです。
なので、魚の病気で一番かかりやい病気だそうです。
見た目は0.5ミリから1ミリくらいの白い点々が魚の身体に着き見ていてもわかります。
これは、寄生虫が魚の身体に着いて、白く見えるのです。
白点病は「ウオノカイセンチュウ」という寄生虫が原因です。
水質の変化などの理由で抵抗力の弱った魚の体表に寄生しやすいのです。
ウオノカイセンチュウは幼生から成虫になるまでの間、熱帯魚の身体に寄生して成長していきます。
成虫になったウオノカイセンチュウは熱帯魚の体表から離れて「シスト」とよばれる休眠状態に入り、水槽内で分裂を繰り返します。
分裂後にまた熱帯魚の体表に寄生するサイクルを4〜7日で繰り返します。
この寄生虫が体に着き、痒くなっていたのが、岩に身体を擦り付けていた原因でした。
その他、白点病になってしまった原因は、冬場に魚を買ったので、移動中に水温が下がり、家の水槽は温度が23度になっているので、温度の変化で白点病になってしまいました。
他にはストレスもあるみたいです。
水槽を置いた場所が、ひと通りの激しい所など落ち着かないところだったり、水槽の中に追いかけ回す魚がいたり、魚に負担がかかるそうです。
カクレクマノミが身体を水槽に擦り付けるときはどう対応すべき?
カクレクマノミにその症状が出たら、まず水槽内から、白い点々が付いている魚を隔離します。
白点病のサイクルは、魚の身体で栄養を摂って、体から離れ、卵になり、孵化して、また体に付くというサイクルです。
この白点病に薬が効くのが、体から離れて卵から孵化した瞬間だそうです。
なので、身体から離れるサイクルが3〜4日なので、隔離して薬を入れたバケツに一週間泳がせていました。
その間餌もあげない方が治りやすいとの事だったので、餌も抜きでした。
バケツの水温と1日一回のコップ一杯の水換えは行いました。
水温がは少し高めの28度くらいに設定すると白点病が弱るらしいのでその温度に設定しました。
一週間後水槽に戻して身体を見たら白点が消えていたので治療は成功しました。
参考動画:カクレクマノミが病気!薬浴するぞ トリートメントタンク作成
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