私は三歳になるチワプーを飼っています。

一緒に暮らし出してしばらくすると、寝る前に私の手や足を舐めるということに気がつきました。

その舐め方と言うのが昼間などに軽く手を舐めたりするのとは全く違い、何分もずっと執拗に舐めてくるのです。

時々は舐めすぎて本人の顔の周りが唾液で泡だらけになるくらい舐めてきました。

犬が自分の手を執拗に舐めたりするのはストレスやアレルギーがある場合があるというのを聞いたことがあったので、私の手を舐めてくるのも、もしかしたら何かストレスを感じていたり、何かを私に伝えたいからなのかなとも思いました。

が、舐めるのは必ず夜の、本人が眠くなる時間なので、本当は何か他に理由があるのではないかなと思っており、調べてみました。

参考動画：足をなめる

実際に調べてみたところ思い当たる理由が二つほど分かりました。

子犬の頃の癖

一つは、犬は子犬の頃にお母さんのオッパイを飲んでいたために、寝るときにまだそのクセが抜けずに、私の手を舐めることと、お母さんのおっぱいを飲む仕草を重ね合わせているということです。

実際に私の友人が飼っている犬は手を舐めるのではなく、タオルを吸うように噛むと、言っていました。

人間の子供も赤ちゃんのときにオッパイを飲むように自分の指をしゃぶったりしますが、犬も、何かを舐めたり、噛んだりすることで落ち着き、寝る前にその仕草をしたくなるということだと思います。

発情

二つ目は、発情の一種であるということ。

もしかすると諸説あるのかもしれませんが、私は飼っている犬の去勢の時期が少し遅く、三歳で去勢手術をしました。

それまでは、やはり夜になると私の手や足を舐めてくることがありました。

毎日ではないのですが、舐め出すと止まらず、やめなさいと言ってもなかなか辞めず、しばらくたって本人が満足いくとパタッと寝るという感じでした。

しかし、去勢手術をした後からその仕草はすっかりと無くなりました。

もしかすると、去勢をする事によって、甘えたいという欲も減ったからかもしれませんが、あの執拗に舐めていた感じからすると、欲求を満たすための行為であったたも考えられると思います。

最初にはよく分からなかった行動も、犬の事を理解していくと、私たちが思ってもみたい事が理由や原因で行われていると実感しました。

私達が、ペットの気持ちに応えるには、犬の事をちゃんと犬として理解してあげる事が大切だと思います。

例えば、今回の私の体験からいうと、私の犬が執拗に私を舐めていたことは犬の欲求が原因の一つとして考えられます。

飼い主さんの中には犬の去勢手術をすることは犬にとって可哀想と考える方もいますが、去勢をせずに犬生おくる犬は、悶々としながら生活をしていき、それをマウンティングという行動に移せば怒られるという生活を送って行く事になります。

またドッグランなどで、年頃の雄同士が会い、能力争いになるということもあります。

そういった小型犬同士なら飼い主どうしでどうにかできますが、これが大型犬どうしなら、下手したら間に入った人間も大怪我をします。

私たちが飼っている犬達にしてあげられる事を、自分達目線ではなく、犬として人間世界に生きる物な立場で考える事が大事だと思います。

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