犬を飼っていた時に、よくわからない仕草があったときのエピソードです。

私が飼ってたミニチュアダックスは胴が長いので、座るときもお腹やお尻をぺたんと床につける座り方をします。

そういう体型にもかかわらず、無理して体を曲げて耳の後ろや首を早く掻くしぐさをすることがありました。

一日のうちに何度もあって、初めはノミがいるのかなと心配になり、獣医師に診てもらいましたが、特にノミは発見されず、病気は見つかりませんでした。

皮膚の病気かと思っていたので、そうでなくて安心しましたが、そのあとも、よく首を引っ掻くしぐさをします。

犬が後ろ足で首を素早く掻くのには何か意味があるのかなと思って調べてみることにしました。

参考動画：柴犬　首をかく(*_*)

病気ではないので、犬がなんで首を引っ掻くしぐさをするのか調べてみようと思い、愛犬がどんな時にそういうしぐさをするのか、数日観察して記録することにしました。

すると、お散歩から帰ってきたときとか、ごはんを食べた後、一緒に遊んだ後などに集中してそういうしぐさをしていることが多いことに気が付きました。

犬の気持ちについて書かれている本を図書館で読んでみたところ、お座りして首を後ろ足で引っ掻くしぐさは、嬉しい時、気持ちが満足した時ということを知りました。

このしぐさの意味を知って、これまでの愛犬のしぐさを思い出してみると、確かに、愛犬が、楽しかった出来事の後によくしていると思いました。

例えば、晴れた日、一緒にお散歩に出かけて、お外で気持ちよく遊んでお家に帰ってきたとき、後ろ足で首を引っ掻くしぐさをします。

顔は、笑っているような表情でとても気分が良いようです。

いつもよりも、おいしいご飯を出してあげたときも、喜んで食べた後に、嬉しそうに首を後ろ足で引っ掻いていました。

この時も表情は嬉しそうでした。

さらに、一緒に遊んであげたときのことですが、普段はリードを付けて散歩をするだけですが、特別に、原っぱに出かけてボールを遠くまで投げて拾ってもらう遊びなど、体全体でいっぱい走った遊びをしました。

その遊びの後我が犬はたっぷりとお水を飲んだ後、嬉しそうに口を開けて、リラックスした表情で後ろ足で首を引っ掻いていました。

いままで引っ掻くしぐさの意味が分かりませんでしたが、満足している気持ちであることがわかりうれしく思いました。

犬が引っ掻くしぐさの意味が分かりましたので、今度愛犬が満足したしぐさをしたときは、体全体を優しくなでてみたり、時々は抱っこしたりして一緒に喜びたいと思いました。

愛犬が、遊びや食事に満足してくれたことを表現しているわけですから、「よかったねー」と声掛けをして一緒に喜びを分かち合いたいと思います。
それから「そう思ってくれてうれしいよ」と伝えようと思いました。

こういうことを繰り返していくことで、一緒に暮らしているペットが、家族と意思疎通や心が通じ合えるようにして、お互いに信頼関係を作っていきたいと思いました。

これからも愛犬の気持ちの表現がわからないことがあったら、犬の気持ちについて調べてみて、いまどんな気持ちか知っていけるようにしていきたいです。

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