犬がお尻歩きする(お尻を地面にこすりつけながら歩く)理由は?実は病気!?
以前実家でプードルを買っていたときの事ですが、部屋で突然カーペットのところでお尻(穴の部分)をこすりつけたまま、お尻歩きを始めたのです。
正直最初はその姿がおかしいやらかわいいやらで、思わず笑ってしまいました。
でも、何度もやり始め、しまいにはカーペットの上にうん〇の筋がびっ〜と一筋・・・。
さすがにやめさせなければと思ったのですが、そもそも何故急にそんなことをし始めたのか分からず家族みんなが「なんであんな歩き方するようになったんだろうね?」と話していました。
しかし、家族もみんなそのなんともおかしくもかわいい姿に病気を疑うより笑ってしまう方が先で、なかなか病院に連れていくことを考えていませんでした。
参考動画:トイプードル ロッタ おもしろ お尻歩きをする犬 !
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犬がお尻歩きする理由
結局、しばらく”お尻歩き”が続いたので、さすがにお尻がかゆいんだろう、なにか病気じゃないかということになり病院に連れて行きました。
症状としては、肛門嚢の炎症ということでした。
肛門腺でつくられた分泌液が肛門嚢内にとどまり、細菌が繁殖してしまい、炎症を起こしたのだろうという事だったのですが、わりと普段からお尻の穴が肉が盛り上がった感じのわんこだったので、気が付きませんでした。
肛門嚢炎になるのは排便の時に使われる外肛門括約筋の力が弱い小型犬に多いそうです。
それまで肛門腺にたまる分泌液を出したことがありませんでしたが、それからは一月にいちどくらいチェックして出してあげるように心がけました。
個体差があるようで三匹飼っていたのですが、一匹はよくたまっていたのですが、残りはそうでもありませんでした。
我が家のわんこは炎症でしたが、実は炎症意外にもこのお尻歩きをすることがあるそうです。
それは寄生虫です。
犬に寄生する無視としては、条虫や線虫がいるそうです。
条虫では、”ウリザネ条虫”や”マンソン裂頭条虫”、線虫では”回虫”や”鞭虫”や”鉤虫”などが有名だそうです。
もしお尻から細いひものようなものが見えていたとしても、決して自分で引っ張り出すのはやめましょう。
もしかしたら、誤ってタコ糸のようなものを飲み込んでしまい、それがでてきているのかもしれません。
それを無理やり引っ張ると腸を傷つけかねません。
何か異変を感じたら、やはりすぐに病院に連れて行ってあげることが大切ですね。
犬がお尻歩きしたらすぐに病院へ!
病気だとわかっても、やはり目の前で”おしり歩き”を見てしまうと、なんだか笑ってしまします。
愛犬にはかわいそうなのですが、本当になんともおかしくかわいいのです。
しかし、おしりのかゆい本人(本犬?)はそれどころではないですよね。
自分のおしりだとしたら笑っていられないですもんね。
もちろん、病気だとちゃんとわかったので、今後もし同じ行動をしたら笑っている場合ではありません、すぐにお医者様を受診しようと思いました。
愛犬のおしりのかゆみに気が付いて、それをケアしてあげるのも飼い主として当然の義務ですよね。
もし、同じような行動のわんこがいたら飼い主さんには、ぜひすぐに病院に連れて行ってほしいですね。
やはり愛犬ですので、日ごろから心がけて様子を見て、普段からと違う行動があったら受診してみるべきだと実感しました。
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