一日に2回ほど始まる飼い猫による猛ダッシュ、はじめはただ遊んでほしくて走り回っているのかと思っていました。

しかしいくら構おうとしても飼い主を無視で走り抜けていくのです。

時には走る踏台にされることもしばしば。

ひとり目をくりっと大きく見開きながら部屋中を猛ダッシュしている姿は可愛さより勇ましいという表現が正しいかもしれません。

そんな猛ダッシュをしばらく続けてたのち、急停止しておトイレへいくのです。

しかも猛ダッシュするときは必ず大きい方だから不思議。

おトイレが終わるといつも通りの愛猫に戻るので、大きい方をもよおして苦しいから走りまわっているのかなと思っているのですが、猫友達さんに聞いてもこんな行動はしないと言われました。

そこで、猫がトイレ前に猛ダッシュする理由について調べてみることにしました。

トイレハイ！トイレに立ってウンチする猫に注意

調べてみると猫がトイレ前に猛ダッシュすることはあり得ることのようです。

なんと通称「トイレハイ」というのだとか。

何でも野生猫は縄張りである場所をばれないようにするために遠く離れたところでトイレをするんだそう。

またトイレに行くあいだに襲われることも懸念して猛ダッシュで縄張りから出てトイレができる場所へ行くんだそうです。

そこでトイレをしたら臭いを消すために急いで砂をかけてまた猛ダッシュで縄張りへ戻っていくんだそうです。

これは自分がいた証拠を隠すためと警戒心の強い猫はトイレ中はどうしても無防備になってしまうため、急いで安全な場所に戻ろうとする気持ちに現れなんだそう。

確かにそう言われればなかなかの距離を猛ダッシュしているので、猫の習性のなごりとして縄張りの外へ走っていこうとしているのかもしれません。

ただ、トイレ後はすっきりした面持ちで特に猛ダッシュするそぶりはないため、愛猫はトイレ前だけ野生猫の血が騒ぐのかもしれませんね。

ただし、猛ダッシュする理由は病気のサインである可能性もあるようです。

トイレに行きたいのに便秘などで硬くて出すことができず、苦しくて走り回っている可能性もあるそうです。

この場合は膀胱炎や便秘肛門腺に異常がある可能性があるため、動物病院で診察を受けた方がいいそうです。

愛猫は特に便秘ぎみでもなさそうなので病気の心配はなさそうですが、異変を感じたときはすぐに病院へ連れていってあげた方がよさそうです。

調べてみて愛猫が猛ダッシュする理由は猫の本能からきていることがわかりほっとしました。

あまりにも走り回るので何度も止めようとしましたが、止めてしまうとトイレへいく習慣をうばってしまうことにもなりかねなさそうなので、これからは止めたりせず自由に走らせてあげようと思います。

また走り回り始めたらできるだけ飼い主は被害を受けないように静かにしていようとも思いました。

また、病気のサインである可能性でもあることがわかったので、トイレ掃除をする際や愛猫がトイレをしているときは様子をしっかり確認するようにしたいと思います。

気づいてあげられなくて手遅れになってしまうのが一番悲しいため、愛猫の健康チェックはこまめに行っていくようにしたいと思います。

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