猫がどこまでもついてくる意味は? どう対応すべき?

猫がどこまでもついてくる意味は? どう対応すべき?

猫がどこまでもついてくる意味は?

私の家では現在、4歳と2歳の2匹の女の子の猫を飼っています。

 

二人は姉妹ではありませんが、いまでは姉妹のように仲良しで、よく一緒に寝ているところを見つけます。

 

 

でも、年下の猫の方はぐっすり眠っているように見えても、私が別の部屋に行って違う作業を始めると、気付くと後ろにいることがあるんです。

 

こたつの中でぐっすり寝ていたと思ったのに、わざわざ暖かいこたつの中から出てきて寒い部屋までついてくるので、こっちが気を使って毛布などを用意してそこで眠れるようにしてあげていました。

 

 

眠っていたときですら付いてくるわけですから、起きているときはもちろん100%、私の後ろをどこまでもついてきます。

 

ただトイレに行くだけなのに、ドアを開けるとこの子が待っているなんてこともしょっちゅう。

 

そして、そんなストーカー猫が可愛くて可愛くて仕方がない私はその度になでてあげていました。

 

ただ、猫が飼い主の後ろをついてくる理由には、私の予想に反してポジティブなものだけではなくネガティブなものもあるようです。

 

 

参考動画:猫が人懐っこすぎてかわいい。ずっとついてくるねこ。

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猫がどこまでもついてくる意味

まず、猫が後ろをついてくる理由の一つは、親離れをしていないから。

 

猫の親離れは生後4〜6か月の間らしいのですが、その前から飼われた猫は親離れを経験することがないので子猫気分のまま育つことが多いそうです。

 

親兼遊び相手である飼い主を信頼していて一緒にいると安心できるため、いなくなると不安になり後をついてくるんだとか。

 

臆病だったり、敏感だったりする猫の方が不安を感じやすい傾向があるそうです。

 

 

この子は、生後3か月のときに動物愛護施設から引き取ったので親離れができていない、というのはその通りかもしれません。

 

また、捨てられていたところを保護されたそうなので、ペットショップから買ったお姉ちゃん猫よりも臆病だなあと感じることが多くあります。

 

 

例えば、誰かが訪ねてきたときのチャイムだけでも驚いて隠れてしまうほど。

 

ですから、後ろをついてきてくれるということは、うれしいことに私のことを信頼してくれているということだと思います。

 

 

もう一つの理由は、ちょっとネガティブなものです。

 

それは、スキンシップ不足で構ってほしいストレスの場合。

 

猫は神経質な動物で、あまり構ってあげる時間が取れなかったり、スキンシップ不足だったりすると不安を感じてストレスを溜めてしまうことがあるそうです。

 

 

飼い主の後ろをついてくるときは、構って欲しいサイン。

 

これは、多頭飼いでもよく見られるそうで、他の猫が寝ている間にしか甘えられない性格の猫もいるんだとか。

 

確かにいま考えてみると、お姉ちゃん猫が寝ていてもこの子がついてくるのは、こういう気持ちがあったのかもしれません。

猫がどこまでもついてくるときはどう対応すべき?

この子は、最初お家に迎えたときは、本当に臆病でちょっとした人間の動作、例えばコップを置くノイズや立ち上がるだけでも驚いて隠れるほどでした。

 

椅子の上で寝ているときに、ちょっと椅子を動かすなんてしたらびっくりして逃げていってしまうなんてことも。

 

最近やっと、怖がることが減ってきて、椅子を動かしてもそのまま寝ているようになったり、ちょっとのノイズでは驚かなくなったりしてきたんです。

 

でも、きっとまだまだ不安に思うことが多いのだと思います。

 

本来の性格もあるとは思いますが、生まれてすぐ捨てられて施設のケージの中で過ごしていたことも関係しているんではないかと思います。

 

この不安を取り除いてあげれるのは飼い主だけだと思うので、後ろをついてきていることに気づいたらちょっとその子のために時間を割いて撫でてあげたり遊んであげたりしたいと思います。

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