猫が毛布などの柔らかいものを前脚でふみふみする理由は? どう対応すべき?

猫が毛布などの柔らかいものを前脚でふみふみする理由は? どう対応すべき?

猫が毛布などの柔らかいものを前脚でふみふみする理由

我が家にはメスのアビシニアンのねこちゃんがいます。

 

彼女と生活するようになって程なくした頃、私は布団のうえで毛布をかぶって仰向けで本を読んでいました。

 

すると突然わたしのおなかに乗ってくるではありませんか。

 

 

読書を中断してしばらくなでなでしてやると心地良くなったのか、ごろごろと喉をならしてとろーんとした眼に。

 

そして驚いたことに、前脚で毛布をふみふみしだしました。

 

子供の頃にも猫を飼ったことはあるのですが、このふみふみするしぐさはどの子にもみられませんでした。

 

びっくりしましたが、そのしぐさがかわいいのでしばらく眺めつつケータイで写真を撮ったりしていました。

 

 

それからというもの、わたしが毛布を出すと喜んで飛び乗ってくるようになり、ごろごろいいながら前脚でふみふみするしぐさは習慣になってしまいました。

 

でもこれって猫ちゃんにとってどういう意味があるのでしょうか?

 

 

参考動画:お胸をフミフミする子猫??

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猫のふみふみにはこんな理由があった!

このふみふみするしぐさ、わたしの知り合いのねこちゃんもするようで、我が家のねこちゃんだけではないようです。

 

その子はいつも飼い主さんにすりすりと寄ってくるそうで、とっても甘えん坊の男の子なんだとか。

 

やはりその方も可愛いようで、そのしぐさを見ていると優しい気持ちになるようです。

 

 

その方が、かかりつけの獣医さんに聞いたらしいのですが、ねこちゃんのなかにはふみふみする子が一定数いるらしいです。

 

そのふみふみするしぐさの意味というのが諸説あるらしいのですが、子猫時代のことを思い出して母猫のおっぱいを「ふみふみ」しながら飲んでいるつもりになっているのだとか。

 

母猫の乳房をふみふみによって刺激することでお乳の出をよくするらしいです。

 

 

このしぐさをする子は甘えん坊が多いようで、確かに我が家のねこちゃんにもあてはまります。

 

いつもわたしと一緒に眠るし、膝のうえにのってきたり、なでなでをおねだりしたり。

 

 

また、なんらかの理由で母猫と別れる時期が早かった子に、ふみふみをする子が多いようですね。

 

乳離れの時期にさしかかると、母猫はいわゆるねこパンチをおみまいして乳離れを促すらしいです。

 

そうやって子猫は成長していくのですね。

 

 

逆に言えばおとなになってもふみふみしてしまう子は精神的に成熟していないとも言えます。

 

特にオス猫でふみふみをする場合、発情期の時期に交尾がうまく出来ないこともあるようです。

 

ふみふみは心から信頼している存在にしかしないらしく、そういった意味ではわたしは愛されているのかもしれません。

 

これは素直にうれしいことです。

ふみふみする猫はあたたかく見守ろう

最初は驚きましたが、前脚で毛布をふみふみするしぐさの意味がわかると、少し複雑な気持ちになりました。

 

我が家のねこちゃんがわたしを信頼してくれていて、安心してくれているのは嬉しいことですが、もしかしたら彼女の子猫時代、早くに母猫と離されて寂しい思いをしたのかもしれないな、と思うといたたまれない気持ちになります。

 

彼女がどんなことを考えているのかわからないけれど、また、このふみふみのしぐさを始めた時には、あたたかく見守ってあげたいと思います。

 

わたしは人間だから母猫の代わりにはなりきれないかもしれないけれど、できうる限り彼女の気持ちに応えてあげて、彼女との時間を大切にしてこれからも生活していきたいと思います。

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