猫が窓の外を見て「ケケケ」「ニャニャニャ」と連呼して鳴く意味とは?

猫が窓の外を見て「ケケケ」「ニャニャニャ」と連呼して鳴く意味とは?

猫が窓の外を見て「ケケケ」「ニャニャニャ」と連呼して鳴く意味とは?

うちでは猫を飼っていますが、たまに窓に向かって「ケケケケ〜」、または「ニャ、ニャ、ニャ、ニャ」と短く連呼して鳴くときがあります。

 

まるで何かしゃべっているかのようです。

 

 

よく見てみると窓の外の何かに向かって鳴いているというより話かけているようです。

 

気になったので、そう鳴いているときにうちの猫が見ている視線の先をそ〜っと、確認してみると窓の外には庭があって、ブロック塀の上にフェンスがあるのですが、その上にムクドリがいました。

 

 

別の日も見てみると、ある時はスズメ、カラスがいたりと、どうやら窓から見えるところに鳥が来ている時に限りそう鳴いているようです。

 

 

また、野良猫がウロウロしている時は、「ウ〜〜」と低い声で威嚇するような鳴き方をするので、明らかに違う鳴き方をします。

 

本当に鳥に限っての特殊な鳴き方です。

 

 

猫が窓の外の鳥に不思議な鳴き方をする行為、とても不思議に思うのでそのしぐさについて調べてまたそれに対して今後どう応えていくのかもまとめてみました。

 

 

参考動画:鳥に向かってケケケと鳴く猫

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獲物を狩りたくて出す声だった!?

猫の「ケケケケ〜」「ニャ、ニャ、ニャ、ニャ」という鳴き方を調べてみました

 

 

この「ケケケケ〜」や「カカカカ〜」のような鳴き方は日本では「クラッキング」、また英語では「チャタリング」ともいわれているそうです。

 

さらに調べてみると、このクラッキングの行為というのは鳥だけでなく、蝶や蜂などの昆虫類、ヤモリなどの爬虫類にも反応したり、また生き物だけでなく、懐中電灯やレーザーポイントなどの動く光に対しても同じように反応して鳴くようです。

 

 

猫にとって動くものというのは獲物であり、もちろん飼い猫にも野生の本能つまりは狩猟本能があるわけで、鳥や虫を狩りたいという気持ちからクラッキングをしているといわれています。

 

 

そのほかにも「獲物に対しての警戒しているため」、「獲物に対して捕まえるぞと気持ちを鼓舞しているため」、「室内から出られないので、獲物が捕まえられないことに対してのストレス」、または「外に見える獲物を捕まえるイメージをしているとき」、などいくつかの説があるようです。

 

 

うちの猫は鳥に対してクラッキングをしているわけですが、猫によってはしないのも存在しているようです。

 

猫の種類によるようでヒトも人種や個人差があるように、猫にも種類が違うことでクラッキングをしたり、しなかったりというのがあるみたいです。

 

 

いろいろと人間側がああだこうだと言っているに過ぎませんが、共通して言えるのは動くものに対して反応しているということで飼い猫も野生のDNAが引き継がれているということなのでしょうね。

猫ともっと遊んであげたい

そういった飼い猫の気持ちに応えるには、日頃から遊んであげることが重要なのかなと思います。

 

これもまた人間のエゴかもしれませんが。

 

 

窓の外の鳥や虫に対してクラッキングするということは要は外に出たい、そして思い切り走り回ってそれらの獲物を自分の手で狩りたい、そういう気持ちが飼い猫にあるのだろうと推測できるのです。

 

我が家では飼い猫を外に出すことはしないので、そのことに対して罪悪感を感じているところがあります。

 

 

飼い猫のクラッキングがストレスによるものだということもなんかうなずけます。

 

 

日頃は飼い猫が寄ってきたら、なでてあげたりちょっとしたスキンシップはしますが、それも飼い猫からしたら足りていないのかもしれません。

 

なので今後はもっと猫じゃらしなどおもちゃを買ってもっと遊んであげようかと思います。

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