うちの猫は飼い主が家に帰ってきた時、「おかえり」と言っているような鳴き声ですぐにそばに寄ってきてくれ、私の足や腕に頬ずりしてきてくれます。

私からも「待っていてくれてありがとう」という意味を込めて猫に気持ち良いと感じてもらえる場所を撫でてあげるのですが、撫でているとその手を猫がペロペロと舐めてくるのです。

嫌な顔をしながら舐めてくるわけではないのは猫の顔を見てよくわかるのですが、不思議です。

他にも、夜中寝てる間にもよく手を舐められています。

猫はなぜ舐めてくるのか、今までとても気にはなっていたのですがそれを調べようとはしませんでした。

ただ、その舐めてくる理由がわかっていた方が猫に対する知識が増えるので調べてみようと思いました。

参考動画：猫が手を舐める！舐めまくる?

1. 愛情表現

飼い猫が手を舐めてくる理由を調べてみた結果、猫が飼い主に対して手を舐めるという行為自体は基本的に愛情表現なんだということがわかりました。
そして信頼してもらえていると、安心して舐めてくれるようになるそうです。

細かく言うと、私が家に帰ってきた時に舐めてくる行為は「帰ってきてくれた」という気持ちから自分の愛情を表現してくれている、ということです。

2. 匂いを消す

ただ、手を舐めるという行為には時と場合により他にも意味があるようです。

私が家に帰ってきた時に舐めるのには、もしかしたら外の匂いを消すという意味で舐めていることもあるみたいです。

「手から変な匂いがしてくるから、舐めてきれいにしてあげるよ」という意味で舐めてくれることもあるらしいです。

何はともあれ、飼い猫がこんな想いで舐めてくれているなんて愛らしい行為ですね。

3. かまってほしい

そして次に気になっていた、夜中に寝ている時に手を舐めてくるという行為の方なのですが、「構って欲しい」という気持ちの表れのようです。

人間が寝る夜中になると遊びたくなったり構って欲しくなったりする猫も多いのです。

猫は夜行性なので、仕方のないことです。

そう言われてみると、確かに手を舐めながらもゴロゴロと喉を鳴らしていたのを思い出しました。

もちろん構ってあげたいのは山々なのですが、やはり人間という生き物は夜中に寝る生き物です。

猫と人間がお互いに昼に活動的な生き物だったら、この愛らしい行為は見れなかったのかもしれません。

飼い猫が手を舐めてくれている時は、なるべく構ってあげたいと思います。

もちろん、寝ている夜中に手を舐められて起こされてしまった時には眠気に負けてしまうこともあるとは思いますが、家に帰って来てすぐに手を舐めてくれている時には家事を行うモードに入る前にまず「家で待っていてくれてありがとうね」と伝えながら先に構ってあげようと思いました。

きっと、言葉が伝わらないもの同士なのだから、言葉以外に言葉よりももっと気持ちを伝えられるやり方があるはずです。

言わずもがなペットは自分の家族なのですから、「うちに来てくれてありがとう」の気持ちを常に持ち、なるべく飼い猫が温かい気持ちで過ごしてくれたら嬉しいなと心から思います。

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