猫が飼い主が歩くのを邪魔する意味は? どう対応すべき?

猫が飼い主が歩くのを邪魔する意味は? どう対応すべき?

猫が飼い主が歩くのを邪魔する意味は?

すねこすりという妖怪は、猫ではなく犬だとする説が有力だそうですが、道を歩いている人の股の間をすり抜け、歩きにくくしてしまうといういたずら好きの妖怪だそうです。

 

猫の行動の一つに、歩いている人間の足元にまとわりつき、噛んだりじゃれたり、しまいにはまるで王様のように前を歩き始めて、邪魔でしょうがないというのがあります。

 

 

我が家では、特に帰宅直後、両手に荷物を持っていたり、洗濯物を持っていたり、布団の上げ下げで足元が見えない時、風呂上がりでタオルを巻いてあれこれしている時などに狙われます。

 

両手は塞がっていて使えず足元が見えないので、つまづいたり転びかけたりして(しかも猫の上に!)ヒヤヒヤした事も少なくありません。

 

 

参考動画:【猫ちゃん】野良猫が足にまとわり付き おねだり。

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猫が飼い主が歩くのを邪魔する意味

1、遊びが足りない

猫が足にじゃれながら噛む、引っ掻くといった攻撃行動をするのは、我が家でも特定の人がされやすく、調べてみると「遊んで欲しい」と訴えているのだそうです。
確かにそうされる人は、普段家におらず、1日ぶりに顔を見て「遊んで!遊んで!」と言っているように思えなくはないのですが、1人は時折遊んでやってる人間、1人は全く遊ばない人間です。

 

この差はなんなんでしょうか?

 

2、足をオモチャだと思っている

「歩く」とは、右左と交互に出して前に進む行動を差すわけですが、それのスピードが速いとオモチャだと思ってじゃれつくという説があります。

 

確かに、我が家で被害に遭う人間の歩き方はせわしないし、じゃれつかれたからといって止まる人間ではないので、見ようによってはおもしろいオモチャに見えるのかも。

 

ただ、だからといってされるままでは人間が痛い思いをするし、やはりつまづいたり、うっかり猫が蹴られるのも心配です。

 

3、ハンターとしての衝動

忙しなく動く足を見て猫がうずうずするのは、生まれ持ったハンターとしての血が騒ぐからという説もあります。

 

なるほど、だから噛んだり引っ掻いたり、時には目の前に寝そべって、唸って猫パンチを繰り出したりする時もあるんですね。

 

けれどこれもやはり、狩られた方は痛くてたまらないし、その度付き合ってやるのも面倒です。

 

 

本当にどうしたらいいんだろう?と、中には泣きながら訴える被害者もいて(笑)、徹底的に調査と実験をしてみました。

猫が飼い主が歩くのを邪魔するときにすべきこと

1、遊んでやる

よほど忙しい時でない限り、遊んでやります。

 

調べたところ5分ほどでもいいようで、つまり「じゃれたい」という猫の衝動を発散させてやれれば、衝動が収まり、少なくともその時は噛むのが止まるのだとか。

 

我が家では、猫じゃらしや布きれなど、足以外の物をひらひらさせて気を逸らすというのが効果的でした。

 

時間もほんの短い間でいいようです。

 

2、ゆっくり歩く

気ぜわしく立ち働いている時にこうなると、きー!となりがちですが、そこはそれオトナになって一呼吸おいて、歩くスピードを落としてやるとよいようです。

 

巨人が地面を歩くように、のっしのっしとゆっくり前に進むようにすると、猫はその度間をすり抜けたりして遊んでいますが、間もなく飽きて離れていきます。

 

3、猫がキライな臭いを足に付ける(おススメできません)

これは、ハッカの臭いがする塗り薬などを試してみましたが結果はまちまち。

 

まともに嗅いでしまうと異常に暴れたり、逆に舐めそうになったりで、返ってドキドキハラハラする結果に。

 

すぐ拭き取ってよしよししてやるなどアフターフォローが大変でした。

 

 

またこれは、モノによっては猫にとって危険な臭いだったり、舐めると最悪死に至る物まであるようなので、おススメできません。

 

 

要は「足はオモチャではない」と判らせる、「足にじゃれつくという行為や衝動を忘れさせる(気を逸らす)」というのがコツのようで、どうしても止まらない時は、単純に逃げるのも一つの手だと思います。

 

その場合、走って逃げると猫が興奮するので、ちょっと我慢しながらゆっくり歩き、部屋に入って扉を閉める(猫を締め出す)というのが、我が家では効果的でした。

 

 

猫にももちろん感情がありますから、人間からそうされると「嫌われたかな?」「どうしていなくなっちゃったのかな?」と考えるようで、思い込みだとは思いますが、はたにいた別の人間が「あーあ!泣いちゃった!ひどいなー!」などと助け船を入れておくと、より効果的だった気がします(笑)

 

我が家では3以外を、その時々で使い分け何とか解決しましたが、0になったわけではなく、いまだにたまに叫び声や、きー!って声が聞こえたりもします(泣くほどではなくなりました笑)

 

人間が猫飼いの宿命として割り切れるかどうかも、大きく結果を左右するのかもしれませんね。

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