猫がキッチンに乗ってくる理由は? どう対応すべき?

猫がキッチンに乗ってくる理由は? どう対応すべき?

猫がキッチンに乗ってくる理由は?

「お腹もいっぱい、水も置いてあるのに、キッチンに猫が乗って、食事の支度や片付けのジャマをする」
「キッチンに先回りして乗って待ってる」

 

など、困った事はありませんか?

 

 

気にならない、その仕草がまた可愛いという方もいらっしゃるかと思いますが

 

「コンロや包丁、グラスなどがあるから危険」
「不潔な気がする」

 

など抵抗のある方も多いはず。

 

 

実際我が家では、洗い物で洗剤だらけの時に上がってきて危ない思いをしたり、留守中、なぜかコンロの着火スイッチが押されている事があり、安全装置でセーフだった事もしばしば。

 

猫たちがキッチンに駆け上がる時に押しちゃうみたいなんですね。

 

 

大惨事になる前に原因と対策を考えてみました。

 

 

初猫だった先代の時は、乗るたびひたすら叱ってたんですが、ヘソを曲げたり逆ギレされるばっかりで、結局和解ならず。

 

今思えば、解ってやれなくてかわいそうな事をしたなぁと反省することしきりです。

 

 

参考動画:猫のキッチン(台所)対策をしないとこうなるニャン♪

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猫がキッチンに乗ってくる理由

1. 猫にはたくさんの水分が必要

昨今、猫のご飯は、カリカリと呼ばれる乾燥フードか、ウェットと呼ばれるツナ缶のようなほぐした肉や魚という、猫専用のフードが一般的だと思います。

 

 

どちらも塩分はほぼ無い状態で作られているので、喉の渇きとは無関係と思っていたし、猫にはワンちゃんのようにがぶがぶ水を飲むイメージが無いので、気にしてなかったんです。

 

ですが、獣医さんによれば、中でもカリカリは”乾燥”しているため、お腹の中で水分を含んで膨張し、満腹感を得る仕組みの食べ物だそうで、たくさんの水を飲まないと喉が渇くのだそうです。

 

2. 猫はきれいな水が好き

猫は清潔好きで、きれいな水を好むそうです。

 

人間がコップの水を一口飲んで美味い不味いと思うのと同じく、一見きれいな水に見えても、時間が経ってたり、ホコリが浮いてるなど、替えて欲しいことがあるのかも。

 

 

基本的に、食事のたびに替えるのはもちろんの事、掃除機をかけた後、来客などで人の出入りがあった後、猫とたくさん遊んだ後など、水が減ってないか、汚れてないかを気にする癖をつけるといいかもしれません。

 

 

また、水の飲み方をよく観察するとけっこう周囲にまき散らしたり、水入れのふちを伝ってこぼれている事も。

 

水入れの周囲を清潔に保つ事も大切なのかもしれません。

 

3. 猫は賢い

生き物猫は大変賢い生き物なので、トイレや水のありかを学習し知っています。

 

日頃から飼い主を監察し、本人が気づかない癖や行動、どこに何を置くかなどもよく知っています。

 

 

つまり彼らは、喉が渇いた時「水がどこにあるか」「どうすれば手に入るか」を知っていて、水が出るキッチンに上がり、飼い主に「きれいな水をちょうだい」と言っているのです。

猫がキッチンに乗ってくるときはどう対応すべき?

1. 猫がキッチンに乗ってきたら、まず水を替える

猫が「お腹もいっぱい、水も置いてあるのに、キッチンに上がる」こんな行動をした時は、まず飲み水をチェックし、汚れていなくても替えてあげてください。

 

後回しにせずその時やってやると、猫は「キッチンに上がるときれいな水に替えてもらえる」と学習するので、逆にキッチンに上がって欲しくない時は、先に水を替えればいいという約束が成り立つので便利です。

 

 

最近では常に流水が飲める循環式給水器や、逆さのボトルから舐めた分だけ水が出る式の給水器などもあるそうなので、試してみたいと思っています。

 

 

また「水飲み場を何ヵ所かに設ける」というやり方も試しましたが、そもそもものぐさな飼い主なので、汚い水がたくさん置いてあっても効果なし(笑)。

 

返って人間がけつまづいて大騒ぎになってしまいました。

 

マメで片付け上手な飼い主さんにはおススメの方法なのかもしれません。

 

2. 猫は冒険好き

一方、飼い主が留守の時に冒険心でキッチンに上がるのは、思わぬ事故やケガの原因にもなりかねません。

 

猫は冒険好きで、常に縄張りを拡張しようとする生き物ですから、興味を持ったところにはどこにでも上がるし、入り込むので危険なこともしばしば。

 

 

我が家では、就寝時は猫をケージに入れ(災害時の避難用にもこの習慣付けをしておくといいそうです)、完全な留守になる時は、ガスの元栓を閉めて、コンロの安全装置(幼児などの事故防止用にスイッチが入らないようにできる)をかけ、キッチンの上やシンクの中には、食べ物を始め刃物や割れ物を置かないよう心がけています。

 

 

日頃からキッチン以外で、「ここなら上がってもいいよ、入ってもいいよ」という猫が落ち着ける場所を作ってやるのも効果的だと思います。

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