猫がひなたぼっこをする理由は?
家猫でも野良猫でも、猫はよく日の当たるところでゴローンとひなたぼっこをします。
私は今アパートで2匹の猫たちと暮らしていますが、毎朝起きて必ずすることは、カーテンを開けてひなたぼっこの場所を確保してあげることです。
私がなかなかカーテンを開けないでいると、猫たちは催促するかのようにカーテンの裏で待機しています。
私の実家で飼っている猫も、毎朝必ず庭の1番日当たりのいいところでひなたぼっこをします。
通りすがりの公園なんかでもよく野良猫たちが太陽の下でたむろっているのを見ますね。
猫はひなたぼっこをするもの、と疑問を持たない方が多いと思いますが、じゃあ犬はどうでしょうか。
犬とひなたぼっこはあまり結びつかないですね。
この猫の習慣化されたひなたぼっこという行動の理由についてお話ししていきます。
参考動画:かわいい子猫と老猫の日向ぼっこ
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猫がひなたぼっこをする理由はビタミンを作るため!
猫がひなたぼっこをする理由は、ズバリ、ビタミンです。
ひなたぼっことは、いわゆる日光浴です。
猫が、太陽の光を浴びると、UVB(紫外線)によりビタミンが生成されます。
これは猫に限らず、その他の小動物や爬虫類にも言えます(種類によります)。
カメなんかも甲羅の形成のためによく日光浴をさせます。
人も日光を浴びることでビタミンDが体内で作られます。
猫の話に戻りますが、日光浴によってビタミンが生成されることは分かったけど、それをどうやって体内に取り込むの?と思いませんか?
その方法は簡単です。
舐めればいいのです。
猫のひなたぼっこをよく観察すると、必ず毛づくろいをしています。
あの時にビタミンを体内に取り込んでいるんです。
私の猫の行動としては、私がカーテンを開けるとすぐさま窓際でパタンと横になり、さっそく毛づくろいを始めます。
ある程度落ち着くと、目を細めて気持ちよさそうに朝日を浴びています。
ちなみみに紫外線ってガラス越しだと多少遮断されるらしく、私は窓を開けて網戸にしています。
最近では室内飼いが主流になってきた猫。外猫に比べ、家の中だとどうしても太陽の光を十分に浴びることができません。
ましてや猫をケージで飼っているなら日光浴のチャンスなどほとんどないでしょう。
そんな猫たちのために、室内猫用のフードがありますが、やはり本能のためにも、日光浴をさせてあげて欲しいものです。
ビタミンは目に見えないので「へ?。」って感じかもしれませんが、その理由を知って猫を観察すると、あぁ今大事な時間なんだなあ、と猫の気持ちがわかるようになると思います。
大自然が生み出した猫の可愛い仕草、ひなたぼっこ。それはどの動物にも欠かせないビタミンに関係していたのです。
猫の日向ぼっこのためにカーテンを開けてあげよう!
私の部屋は一人暮らしの1LDKのため、窓は1ヶ所で、朝しか日が入ってきません。
11時には確実に日は窓の向こうにあります。
日の当たるその時間は、愛する猫のために少しでも多くの光をと、休みの日でも朝早くからカーテンを全開にします。
特に夏場は朝の涼しいうちに日光浴をさせています。
お外に散歩に行ってもいいのですが、完全室内飼いのため、外をすごく怖がります…。
一度ハーネスを付けて公園に連れて行きましたが、これは得るビタミンよりもストレスの方が多いぞ、と断念しました。
犬のようにはいかないですね。
ただやはり動物はストレスフリーが一番体に良いです。
特に動物は人間と違って本能で生きる生き物ですから、ペットとして飼っている以上どれだけペットの気持ちを分かってあげられるかが、お互いの幸せの分かれ目だと思います。
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