猫がうんちの前に鳴く理由は?どう対応すべき?

猫がうんちの前に鳴く理由は?どう対応すべき?

猫がうんちの前に鳴く理由は?どう対応すべき?

とにかくよく喋るうちの猫、セイ君。

 

意思表示もしっかりしていて、何を考えているかわかりやすい男の子です。

 

 

出会ってから1年が経とうとしているセイ君ですが、初めてうちに来たときは4か月にしては大きめの体型のくせに骨と皮でできているような痩せっぷりでした。

 

ガリガリに痩せてはいましたが幸いなことに病気もなく、新居にも慣れ、しばらくするとごはんもモリモリ食べるという元気っぷりを発揮したときは、心底安心したものです。

 

 

しかし、何事もなくて良かったとほっとしたのも束の間、家のあちこちや私の周りをクルクル回って一際大きな声で「ナーオーン!」と鳴き始めたではありませんか!

 

それまでも鳴き声は上げていましたが、こんなに大きな声で、しかもまるで怒ったような声を出したのは初めてでした。

 

 

私の顔をじっと見ながら何かを訴えるように鳴き続けるセイ君。

 

「どうしたの?」と声をかけながら近づくと、「ナー!!」と鳴きながらトイレ用の猫砂に用を足し始めたのです。

 

 

その後も、突発的に大声で鳴きだすことが何度もありました。

 

それは、トイレだったり、ごはんの時だったり、出かける前だったりと様々でしたが、とりわけウンチをする前の声が大きかったのです。

 

 

こんなに鳴くなんてもしかして病気かも、と心配になり、調べてみることにしました。

 

 

参考動画:うんこをするとき「うーんこ」と鳴くネコ事件

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猫がうんちの前に鳴く理由

猫がうんち前に鳴くしぐさの意味について調べてみると出るわ出るわ、「病気」の二文字。

 

とある記事では「腫瘍」、またとある記事では「便秘、糞詰まりによる腹痛」、一番怖かったのは「脳の病気」とまで書かれていたことです。

 

 

こんなに小さいのに、病院の先生にも異常なしと言われたのに、もしかしたら重病なのかもしれないと悩んでいたあの時期が一番辛かったかも知れません。

 

 

そんなとき、セイ君と同じように鳴きだす猫がいるというWEBの記事に出会いました。

 

その猫は、2か月の子猫だそうですが、特にうんちの前の鳴き方があまりにも酷いため地元で有名な動物病院に連れて行ったとのことでした。

 

 

その結果お医者様から言われたのが、「この子は、あなたのことを親だと思っている。子猫は、親に自分の位置を知らせるためによく鳴くのだ」だったそうです。

 

 

実は、猫の母親は生まれた子猫のお尻を舐めて排泄を促す「トイレ介助」をする生き物です。

 

子猫は排泄の予兆があると鳴き声で親猫を呼び、トイレ介助をしてもらいます。

 

 

そして、一人歩きができるようになり自分の力でトイレができるようになっても、その時の名残で鳴いてしまうのだそうです。

 

主に子猫の時にみられ、大きくなるにつれ自然と無くなっていくのだそうです。

 

 

この記事と出会った時の衝撃は今でも忘れません。

 

それから注意して見てみると、確かに、うんちをする前に私を呼びにきているのだと分かるようになりました。

 

 

ごはんの時に鳴くのはお腹がすいたという催促で、外出前に鳴くのは不安を訴えているのではないか。

 

自分を親と思っているなら、すべて納得がいきます。

 

 

体は大きくても、まだまだ4か月の子猫だったんだということをひしひしと感じました。

 

ただ、それにしても鳴き声が大きいと感じたので、検診のついでに病院で聞いてみたところ、「確かにとても声が大きい。人間でも地声が大きい人がいるように、これがセイ君にとっての普通の大きさなんだね」と先生に笑われてしまいました。

猫がうんちの前に鳴くときはどう対応すべきか?

それからというもの、セイ君のうんち前の声掛けがあったら、落ち着いてついていくようにしました。

 

どうやら、うんちを踏ん張っているところを見てほしいらしく、そばにいると安心してトイレに臨めるみたいでした。

 

 

また、大きい声も個性なんだと受け止めることで心に余裕を持つことができるようになりました。

 

さらに、注意深く声色を聞いてみると、言いたいことが分かってきてコミュニケーションがとりやすくなりました。

 

 

今ではもうすっかり大人になったセイ君ですが、おしゃべり好きで声が大きいのは相変わらずです。

 

トイレの前に鳴く癖はいつの間にかなくなってしまいましたが、少しでもトイレが汚れていると昔と同じ声のトーンで「ナーオーウー!」とお掃除を催促してきます。

 

 

これからもこの猫の個性受け止めて、たくさんコミュニケーションを取りながら過ごしていこうと思います。

 

 

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