うちに初めてのインコをお迎えしてしばらくした頃、やたらと私や主人の口元に近づいてこようとするようになりました。

ヨシヨシしたり手で軽く握ったりできる子もいるようなので、この子もそうなのかな？と思い、手を近づけるとバサバサーと飛んで行き、絶対触らせてはくれません。

でも近づいては来るんです。

しかもすっごい至近距離に。

なんなんだろうねー？なんてよく主人と話していました。

でも可愛いからいっかぁ〜と放置していました。

するとだんだんとエスカレートしていき、今度は時々唇を噛んでくるようになり、それがめっちゃ痛くて。。。

今までは触らせてはくれないけど、至近距離まで来てくれるから可愛くていいかなんて思っていただけだったけど、毎日放鳥する度にこれは嫌！と思い、この子の気持ちを調べてみようと思いました。

参考動画：セキセイインコ　キー坊　オバマさんにキスであいさつ

いろいろと調べてみると、インコにとってこのしぐさはどうやら「もっと話して」という気持ちの表れだそうです。

確かにそう言われてみれば、私たちが話している時には、口元に近づいて来てじっと話を聞いてる感じで、話すのを止めると唇を噛みに来るんです。

だから「もっと話せ！！」と言っていたのかもしれません。

そしてそうこうしていると、ある日、ゴニョゴニョと言うようになりました。

私たちが話している言葉をマネしだしたんです。

また、私がよくこの子が近づいてきた時にミッキーマウスマーチを口ずさんであげていたんですが、それもマネするようになりました。

チュッチュチューチュッチュチュー♪と。

ものすごい音痴なんですが、一応それと分かる(私たちだけしか分からないかも)程度に歌ってくれます。

そしてこれも後で分かったことですが、うちのインコはオスなんですが、オスは話すのが好きな子が多いようで、それはどうやら求愛の為なんだそうです。

求愛の為、きれいな声で鳴いたり話したりいろんな声を出すんですね。

逆にメスは触ったり握らせてくれる子が多いようで、卵を暖める為に巣の中にこもる習性があるからか、そうさせてくれるみたいです。

調べてみて目から鱗でした。

うちの子は、少しでも私たちが話すと、どんどん口元に近づいてきて勉強熱心に話を聞いています。

でも残念ながら再現がものすごく下手で、もう5年ほど飼っていますが、きちんと言葉として聞き取れるものは数語です。

日々新しい言葉を覚えていっているはずですが、全然語彙が増えません。

うちがインコを飼いだした頃は、まだうちは主人と二人だけだったのでたくさん放鳥してあげていたんですが、今は子供もいるので、可哀想なんですが前ほど構ってあげられていません。

でもなんとか時間を作って、短時間ではありますが出してあげると、嬉しそうにバサバサーと飛び回って、しばらくすると肩に止まりに来ます。

最近は私が１人の時に出してあげているので、出ている時に会話を聞けないからか口元には来なくなりました。

でもゲージの中にいるときに私や主人、そして子供の言葉を聞いているようでなにやら新しい言葉をゴニョゴニョと独り言のように言っている時がよくあります。

ただ残念ながら、やっぱりうちの子の再現性が低いので全く分からずです。

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